【映画感想】ジム・キャリー主演 トゥルーマン・ショーを鑑賞しました【ネタバレ】
こんにちわ、ミズヲです。
AmazonPrimeのPrime会員無料配信されているジム・キャリー主演の「トゥルーマン・ショー」を鑑賞しました。
あらすじ
離島・シーヘブンで、保険会社に勤めるトゥルーマン・バーバンク(ジム・キャリー)は、「おはよう! そして会えない時のために、こんにちはとこんばんは!」が口癖の明るい青年である。彼は生まれてから1度も島から出たことがなかった。それは、父と一緒に海でボートを漕いでいたときに「嵐が来るぞ」という父の警告を無視して船を進め、嵐を回避できず海に投げ出された父親を亡くしたことで、水恐怖症を患ってしまったためであった。
ある日、彼がいつものように新聞を買ったあと、雑踏の中ひとりのホームレスの老人とすれ違う。それは幼い頃、海に沈み亡くなったはずの父親だった。しかしその直後、老人は瞬く間に何者かに連れ去られてしまう。彼はこの出来事をきっかけに、自分の周囲を不審に感じ始める。
(Wikipediaより)
感想(ネタバレ注意)
冒頭からプロデューサー、俳優人へのインタビューを通して劇中劇であるということが明かされます。
そして主人公であるトゥルーマン(ジム・キャリー)が登場するのですが、そのトゥルーマン行動自体が演出されたような振る舞いであり、さらには周りの環境も全て演出されているのに少し怖さを覚えました。
トゥルーマンのまわりは俳優で固められ同僚、バスの運転手、医者、妻にいたるまで全て俳優が演じています。このなんともいえない作り上げられた世界でトゥルーマンは生きているわけですね。
しかし、途中からトゥルーマンは異変に気づき始めるわけです。(個人的にはもっと早く気づいてもいい気がするのですが…)
そこからはすごい展開で作られた世界からなんとかして脱出しようとするトゥルーマンを応援したくなりました!トゥルーマンの住むスタジオは小国ほどの国土を持ち、スタッフも小国の国民ぐらいいるということですから、並大抵の脱出方法では脱出できません。なんせトゥルーマンを捜索する為に夜が明けたりする世界ですから(笑)
いろいろな方法を試して結果的に船での脱出に成功しようとするのですが、そこで天の声としてプロデューサーが語りかけます。
「お前のことはなんでも知っている」
「小さいころから全て見てきた」
確かにその通りですが、トゥルーマンは「頭の中にはカメラは無い!」といっていてなるほどと思いました。いかにその人の全てを知っていてもどう考えているかなんて本人しかわからないですものね。
でも、このシーンでプロデューサー(エド・ハリス)はトゥルーマンのことを本当の息子にように可愛がっていたことがわかります。しかし、これは正しい愛情ではないですよね、当人には一切伝わっていないですし。
最後にはトゥルーマンが外に脱出するためにカメラから消えるところで終了です。
映画を一言で表すと?
ちょっとした不気味さとほんの少しの優しさを感じられる不思議な映画でした。
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