【投資勉強】PER・PBRってなんですか?その株は割安か?割高か?
どうも、ミズヲです。
今回は「PER・PBR」について勉強していきたいと思います。
※私が調べて勉強した内容なので間違えていたらコメント等で訂正をお願いします!
そもそもPERとは?
「Price Earnings Ratio」の略で日本語に訳すと「株価収益率」となります。
株価収益率とは株価がEPSに対して何倍の価値となっているかを表します。一般的には15倍程度が標準とされており、それよりもPERの数値が高い場合は投資家による企業の将来への期待が高く本来の企業の価値よりも高い株価で売買されているということになります。PERが低い場合はその逆です。
PERがマイナスの場合がその場合はEPSがマイナスとなった結果であり、つまりは赤字経営となった状態といえます。PERがマイナスの状態では指標としての価値はほとんど無いので気をつけてください。
投資家たちが考える企業の将来的の価値を織り込んだ数値とも言えるでしょう。しかし、投資家たちの期待が高まりすぎてPERが高くなっている場合は決算等で少しでも期待を下回る結果を出すと株が売られ株価が下がります。
ちなみにアマゾンの予想PERは108倍となっており投資家たちの期待値の高さが伺えますね。また、エクソンモービルのような成熟企業は将来への期待値はそれほど高くないので予想PERは17倍と標準的な数値となっています。
EPSについてはこちらをご覧ください。
そもそもPBRとは?
「Price Book-value Ratio」の略で日本語に訳すと「株価純資産倍率」となります。
株価純資産倍率とは株価がBPSに対して何倍となっているかを表します。PBRも数値が高ければ高いほど割高、低ければ低いほど割安となります。基本的にはPBRが1倍を割ることはありません。株価がBPSより低い状態となるとなんらかの経営上の問題がある可能性があります。しかし、経営上問題も無いのにPBRは1倍割れをしている場合は割安な株と言えるでしょう。
PER同様、PBRもマイナスとなる場合があります。こちらはBPSがマイナスつまりは純資産額が債務超過によってマイナスになっていることが考えられます。こちらも指標としての価値はほとんどありません。
ちなみにアマゾンの実績PBRは32倍、エクソンモービルは1.8倍となっており株価の上昇具合がわかりますね。
BPSについてはこちらをご覧ください。
実際に見てみよう
morningstarのAMZNのページです。
二段目に表示されている「Price/Earnings」がPERとなります。
四段目に表示されている「Price/Book」がPBRとなります。
以上で終了です。今回はPER・PBRについて勉強しました。株価が割安か割高かそれを判断する指標としてPER・PBRが使えることがわかりましたね。しかし、PERやPBRだけをみて株価の割安感を判定するのは危険ですので注意してくださいね。
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